
点心 (dim sum)のイラストです。
《データは300dpiのpngです。》
・点心とは、中国語で”軽食”や”間食(デザート)”のことを指し、小吃(シャオチー)・鹹点心(シェンテンシン)・甜点心(テンテンシン)・果子(グオズ)の4種類に分類される。
【小吃(シャオチー)】…「小」は軽い、「吃」は食べるという意味で、小皿に盛り付けて提供される料理。エビチリ、酢豚、炒飯、おかゆ、担仔麺、鶏蛋仔など。
【鹹点心(シェンテンシン)】…塩や醤油など塩味の点心で、蒸す、揚げる、焼く、烤く(やく)に分類。小籠包、春巻き、肉まん、えび蒸し餃子、大根餅、ワンタン、ちまき、ラーメン、チャーハンなど。
【甜点心(テンテンシン)】…甘味のあるデザート的な点心で、ごま団子やマーラーカオ、杏仁豆腐、桃饅頭、マンゴープリンなど。
【果子(グオズ)】…ドライフルーツやナッツ類などそのまま食べられるものや、飴をからめたもの、シロップに漬けたものなど。
・茶を飲みながら食べることを飲茶と呼び、中華料理の中でも点心専門の料理人がいる。
食べる時間帯によって呼び方が変わり、朝食なら「早点(ザオディエン)」、午後3時以降の場合には「午点(ウーディエン)」、夜10時を過ぎる時間には「晩点(ワンディエン)」と呼ばれる。
・点心の歴史は、清朝の時代(1644〜1912年)に遡り、「ちょっとした食べ物」として中国茶とともに点心を楽しむ飲茶(ヤムチャ)の習慣が一般に広まった。
今日でも特にシルクロードの拠点となった広東省や香港あたりの地域は、コンビニエンスな点心スタイルが生活スタイルにマッチし定着した。
This is an illustration of Chinese food(Cantonese cuisine) Dim sum.(data is 300dpi png).